エアコンの冷房・暖房が効いていない 

 

 ❏ 予想される主な原因


 ・室内機の熱交換器やフィルターなどに汚れが付着  
  ホコリっぽい環境や、油汚れが発生する環境での使用
  美容室では、ヘアスプレーが熱交換器に付着

 ・室外機の熱交換器に汚れが付着
  室外機のまわりに落ち葉やゴミなどが付着して、熱交換の効率が落ちる
  室外機の近くに障害物などがあり風通りが悪い環境下にある
  室外機が傾いている

 ・冷媒ガスが漏れている
  冷媒ガス漏れ、詰まりにより熱交換が行なわれずに能力が低下している
  ※この症状は、必ず点検・修理が必要になります。

 ・室外機設置環境
  夏場、直射日光に長時間照らされていませんか?
  長時間直射日光に照らされていた室外機は本体の温度が上がってしまい
    熱交換率が落ち、冷えない・暖まらないの原因になります

 ・汚れるによる熱交換率の低下は電気料金にも影響があります!
  汚れの具合にもよりますが、電気料金が通常より10%から20%高くなったり
  ファンモーターなどに負荷がかかり、故障の原因になります。

 お客様自身が行える対策と専門業者による修理が必要になります。
 必要に応じて、北海道・東北業務用エアコン修理専門店にお気軽にお電話ください。

                            

 

ファンモーターの交換修理

 新品ファンモーター部品です。今回のファンモーターはベアリング不良にて異音が発生していました。

 このままの状態で使用を続けると、焼き付けが起こり、ロック状態になりファン自体が動かなくなります。

    

 

     左側 新品ファンモーター      右側 古いファンモーター

    

 

    ファンモーターを取り外した状態の室外機内部

    

 

 

 冷媒ガス漏れ修理【写真の漏れ箇所は、室外機の受液器からの漏れ】

  冷媒ガス漏れ検査の結果、受液器から冷媒漏れを発見しました。

  溶接可能個所からのガス漏れは溶接作業にて修理可能ですが、今回は部品の劣化がひどく

  溶接が不可(アルミ)の状態でした。このような場合は部品の交換が必要となります。

  

 

   劣化した受液器

   

 

 

汚れによる能力低下

 エアコン内部はホコリや油、タバコのヤニなど、かなりの汚れが付着しています。

 嫌な臭いや冷暖房の効きが悪くなったり、電気代がかかったり、故障の原因にもなります。

 

   業務用エアコン分解洗浄作業 

   洗浄前

   

 

   洗浄後

   

 

 

室外機洗浄・高圧洗浄

 室外機の熱交換器にアルミフィンクリーナーを噴霧して、汚れを浮かしたら高圧洗浄機にて

 徹底的に洗浄を行います。

  

  

 

   

 

 

冷媒ガス補充作業

 冷媒ガス量が減ってくると、冷暖房の効きが悪くなります。

 冷媒ガスが減ると言う事はどこかから漏れています。ガス漏れ検査を行い

 リーク個所(漏れ個所)を特定し修理をする事をお勧め致します。